こちらでは新型コロナウイルス感染症に関する手話表現(栃木県限定)説明をします。
(一社)栃木県聴覚障害者協会では 栃木県の新型コロナウイルス感染症記者会見、知事会見に手話通訳者の配置を要望し、とちぎ視聴覚障害者センター、栃木県手話通訳士協会の協力を得て、4月1日より、手話通訳が付き、記者会見の内容が分かるようになりました。
しかし手話がない新しい言葉があり、皆さんに意味が伝わりやすいように、記者会見に於ける手話表現を統一したこのページをつくりました。
是非これらを参考にして、記者会見の手話を見てください。
2020年7月20日(月) 第2波襲来? 新しい用語の手話を13語追加しました。
36〜48 を追加しました
新しい手話一覧 1〜20
①記者会見(きしゃかいけん)
官庁・企業・団体・著名人などが新聞社、テレビ局などのマスメディアの記者を集め、重要な発表を行うこと。
②緊急事態宣言(きんきゅうじたいせんげん)
「国民の生命や健康に著しく重大な被害を与えるおそれ」がある場合に特別措置法に基づいて発令されます。 首相が対象地域と期間を定め、都道府県知事が住民に外出自粛・各種施設の使用停止などを「要請」「指示」します。
③宣言(せんげん)
団体、国家、政府などが、方針などを外部に表明すること。
④措置(そち)
事態に応じて必要な手続きをとること。物事に対して行動すること。
⑤特別措置法(とくべつそちほう)
特別措置法 緊急事態などに際して現行の法制度では対応できない場合に、期間や目的などを限って集中的に対処する目的で特別に制定される法律 略称 特措法 今年3月に 新型インフルエンザ等対策特別措置法が改定され 新型コロナも対象となった。
⑥緊急事態措置(きんきゅうじたいそち)
感染の拡大をふせぐために行う内容。
⑦クラスター
小規模な集団感染、
それによってできた感染者の集団
⑧自覚症状(じかくしょうじょう)
患者自身が感じる病気の症状。
痛み・だるさ・不安など
⑨PCR検査(ぴーしーあーるけんさ)
PCR検査
新型コロナウイルスの診断方法 現在、県内の一般病院ではやっていない。県内6カ所の保健所で電話、FAXで問診相談して、感染の疑いがあると判断した場合に 専門のセンター(非公開)に紹介されて、検査が出来る。
⑩ドライブスルー検査
ドライブスルー検査
⑪ウォークイン検査
ウォークイン検査
⑫軽症(けいしょう)
軽症
⑬重症(じゅうしょう)
重症
⑭濃厚接触者(のうこうせっしょくしゃ)
濃厚接触者
濃厚接触者。他の人と1~2メートル以内かつ 15分以上の接触を続けた状態にあった人
例 満員電車などで患者の咳やくしゃみの飛沫が飛ぶ1~2mの範囲内にいる。 2m以内の席に座る。職場や学校、医療機関の待合室などで患者と向き合っって話すなど
⑮検体回収(けんたいかいしゅう)
検体回収
たんや鼻の奥の粘膜など組織の一部をとる作業
⑯積極的疫学調査(せっきょくてきえきがくちょうさ)
感染症などの色々な病気について、発生した集団感染の全体像や病気の特徴などを調べることで、今後の感染拡大防止対策に用いることを目的として行われる調査 感染者の行動調査、いつどこへ行ったか、誰と会ったか、など